【活用事例】定期メンテナンスから歯周病患者の意識を変える方法

自費率向上

定期メンテナンスを行っている場面で歯周病が気になる患者さんはいませんか?
治療するほどでもないけどしっかりメンテナンスに通ってもらいたいと思う患者さんは意外と多いと思います。

そのような患者さんにどんなことを伝えれば危機意識をもってしっかり通ってもらえるかは意外と難しいものです。

東京都のK歯科クリニック様において「e-ha Books」を活用しそのような患者さんの意識を上げる取り組みを今回はご紹介させていただきます。

どのような患者さんが対象なのか?

まず、どのような患者さんに対して情報提供が行われているか見ていきましょう。

CASE 1
定期メンテンナンスで歯周病やブラッシングが気になる

定期メンテナンスに来院してくれた患者さんで歯周病が気になったり、ブラッシングがしっかりできておらず毎回プラークや歯石がべったりついた患者患者さんはいませんか?

そのような方を放っておくと近い将来、歯を失いかねません。
その患者さんに悪気があるとは言えませんが、しっかり意識を変えて

  • ブラッシングをしっかり丁寧にしてもらう
  • 定期的に通院してもらう

という事を徹底させることが重要です。

CASE 2
治療終了後(主訴:むし歯)、歯周病が気になる患者さん

主訴はむし歯で来院されたものの、歯周病が気になる患者さんはいませんか?
治療後、処置した歯の二次カリエスなどの心配もありますが歯周病が進行しないかも気になるところです。

そのような患者さんが治療を終えてリコールに移るタイミングで歯周病の恐ろしさを知り歯に対しての意識を変えるのは歯科医院にとって重要な役割です。

CASE 3
初診で歯周病が気になる患者さん

ご本人では歯周病かわかっていない状態で、「歯茎が痛む」、「噛むと痛い」、「歯が沁みる」、「出血する」などという歯周病の典型的な症状を訴えて来院される患者さんに対しても、まずは自身の状況を理解していただき、意識を上げていくことが重要です。

では、患者さんにどのような事をどのような方法で伝えればいいのか?

このような患者さんに対して、意識を変えることができるコンテンツが「e-ha Books」にはあります。

K歯科クリニックでは院長先生が自ら患者さんに下記のようなコンテンツを見せています。

10年間というのはとても長い期間ですが、現実に起こり得る話です。
全員がこのようになるかは話は別としても可能性として伝えることが重要です。

初めて見る患者さんにとっては少々刺激が強いかもしれませんが、患者さんの意識を変えるためにはこれくらいのモノを見せないと意識を変えることはできません。

これは、e-haシリーズの意識を変える仕組みとして「健康信念モデル(Health Belief Model/Becker MHほか 1975)」の考え方を参考にし、キッカケ(刺激)を与えるコンテンツも「e-ha Books」にはあります。

健康信念モデル(Health Belief Model/Becker MHほか 1975)とは?

このモデルは歯科医師の先生方であれば一度は耳にしたことある方も多いと思いますが、簡単に言ってしまうと、

 病気にかかる可能性を脅威(恐怖)と認識することが「予防的行動」のキッカケになるというもの。このような病気(症状)になったら嫌だ、なりたくない…怖い…と感じることによって人は予防行動をとる。 

というものです。
「e-ha Books」にはこのような脅威を与えるコンテンツと、明るい未来を描く(QOL)を感じられるような番組がバランスよく格納されています。

この、「飴とムチ」を使い分けて患者さんに寄り添うことによって患者さんが最善の行動を選択するようにしていくお手伝いをするのが「e-ha Series」という事になります。

歯周病の進行シュミレーション

歯周病の脅威を知らせるためにこのようなコンテンツもあります。

こちらは静止画(画像)でも動画でもなくiPadらしい動きのあるコンテンツです。※本サイトでは便宜上「動画」でお見せしています。

患者さん個々に、現状の進行状況を認識してもらい、その後さらに進行すると「こうなってしまう」という歯周病のリスクを視覚的に認識してもらうことができます。

こちらのコンテンツは患者さんに合わせた情報提供ができますので、使用している先生方も多くいらっしゃいます。

どのような言葉をかけてコンテンツを見せればいいの?

患者さんには刺激とキッカケを与えたいが、そんな恐ろしいものを見せたら患者さんが逃げてしまう…と思われる先生もいらっしゃるかもしれませんが安心してください。

先生が思うほど、患者さんに拒否反応はおきません。なぜなら「e-ha Books」はあくまでも第3者的な意見としてのツールであり先生方の言葉ではないからです。もっと言ってしまえば「e-ha Books」を悪者にして先生が患者さんの味方に付いてあげればいいのです。

「何もせずに放っておくとこうなってしまう可能性があるんですよ、こうならない為にもしっかりメンテナンスしていきましょうね!」と伝えてあげるだけです。

視覚的にインパクトがあるので余計な言葉は必要ありません。さらっと見せて、やんわりフォローしてあげるだけで十分な効果が得られます。

「e-ha Books」は100を超える豊富なコンテンツ

「e-ha Books」は、【動画】、【静止画】、【プログラムコンテンツ】を合わせて約120本以上のコンテンツがあります。

治療の説明をはじめ、自費慎重のキッカケ作りなどに役立つコンテンツが豊富にそろっております。なかなか説明する時間のない歯科医院や経験の浅いスタッフでプロ並みの情報提供を患者さんにすることが可能になります。

運営会社:株式会社メディネット(e-ha 事業部)